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燃料油添加剤

生成スラッジ抑制剤

製品名

ユニック800VLS

特許出願中

ユニック 555D

ユニック 650-Ⅱ

荷姿


18L 石油缶・200Lドラム缶


18L 石油缶・200Lドラム缶


18L 石油缶・200Lドラム缶

用途

重油:VLSFO(硫黄分0.5%
以下)に対するスラッジ抑制・分散

スラッジ抑制・分散

スラッジ抑制・分散 バナジウム灰改質

効果

重油:VLSFO(硫黄分0.5%以下)の混合安定性不良によって生じるアスファルテンスラッジ化およびワックス原因のスラッジ化の抑制。

重油の長期保存、加熱、異種油混合によるアスファルテンのスラッジ化の抑制。

重油の長期保存、加熱、異種油混合によるアスファルテンのスラッジ化の抑制。
及びバナジウム灰の融点を上げ、
付着性のない灰に改質する。

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ユニック800VLSの特徴

ユニック 800VLSは、2020年1月1日より強化される一般海域での舶用燃料油硫黄分規制に適合する硫黄分0.5%以下の燃料油(VLSFO)から生じるスラッジの生成を効果的に抑制して、VLSFOの安定性悪化によるスラッジトラブル対策に貢献できる燃料油添加剤です。ユニック 555Dによって培ったスラッジ対策のノウハウをもとに、2019年5月新規製品化をしました。

VLSFOは、混合安定性(注1)が悪くなり、特有のスラッジ(アスファルテンおよび、ワックス原因のスラッジ)が生じる恐れがあります。発生するスラッジについては、より強力に抑制させてトラブル(FOタンク汚損、ストレーナ閉塞や清浄機汚損など)の対策を講じる必要があります(異種油の混合時だけでなく単独でもスラッジが生じる場合があります)。


VLSFOの混合安定性に問題がある場合
(底部にVLSFO特有のスラッジが生成、堆積)

(注1)2種以上の異なる燃料油を混合した際にスラッジが発生する可能性

船舶用低硫黄重油VLSFOに対するスラッジ抑制効果

ユニック 800VLSのスラッジ生成抑制効果の例を以下のグラフに示します。これは、船舶用低硫黄重油VLSFO同士の混合油から生じるスラッジの生成抑制効果を、既存製品と比較したデータです。VLSFOに特有の成分(アスファルテン、ワックス原因のスラッジ)を効率よく分散させてスラッジ生成を抑制する効果により、アスファルテンの分散に有効なユニック 555Dよりさらに高いスラッジ生成抑制効果を示しています。


VLSFO同士の混合油に対するスラッジ生成抑制効果例

ユニック 800VLSの標準添加率は、500ppm(1/2000)です。

ユニック 800VLSにおける、VLSFOのスラッジ対策やVLSFOをはじめ各種燃料油の分析など技術的なサービス・アドバイスについて興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

スポットテストによる燃料油の安定性の確認

VLSFOなど重油の安定性(単独・混合時や、加熱・長期保管時に対する安定性)の確認は、当社オイルテスターYTシリーズの"燃料油スポットテスト"にて容易に行うことが可能です。スポットテストでの評価が良好でない場合(例:スポット判定3以上)は、安定性が悪いと判断されるとともに、スラッジトラブルの懸念があるため、ユニック 800VLSの添加を推奨いたします。

当社では、スポットテストの判定やユニック 800VLS添加要否の確認、VLSFOをはじめ各種燃料油の分析など技術的なサービス・アドバイスを行っておりますので、これらについて興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

鑑定書

ユニック 800VLSは、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)の鑑定書を取得しました。
鑑定書を見る

特許取得

ユニック 800VLSは、特許出願中(特願2019-086571)です。
発明の名称:燃料油用の添加剤組成物、燃料油組成物

 

アスファルテンスラッジの析出とは?

C重油中には元々アスファルテンと呼ばれる成分が含まれていますが、これはC重油の主成分であるパラフィン系炭化水素(炭素に水素が飽和量結合している油)には溶けない性質の物質です。それが重油中では「アスファルテンとパラフィン系炭化水素との中間の性質を持つ物質」に覆われて分散していますが、加熱や異種油との混合によってこの覆っている物質が除去されると、アスファルテンは重油から析出して会合し、スラッジとなって沈降します。

※アスファルテンの定義; ベンゼンに可溶でn-ヘプタンには不溶な物質

※余談ですが、上図右のポルフィリンは、動物の血液中のヘモグロビンや植物の葉緑素のクロロフィルの活性中心物質で、石油中からポルフィリンが見出されることから石油が動植物由来であるとする説もあります。4つのN(窒素)に囲まれたM(金属)は、ヘモグロビンでは鉄、クロロフィルではマグネシウムですが、重油中ではしばしばバナジウムとなっています。バナジウムは融点の低い金属で、重油に起因する燃焼障害の元になっています。
(→ユニック 600S-Ⅱのページ参照)

ユニック555Dの効果

ユニック 555Dの成分は、アスファルテンを燃料油中に微細に分散させる「中間物質」の働きをします。即ち、ユニック 555Dの添加は、加熱や異種油混合によって失われる「中間物質」を補填することになります。アスファルテンの析出、スラッジ化の防止は、ストレーナの閉塞を防ぐのみならず、アスファルテンをスラッジとしてロスせずに燃料として使い切ることにより燃費の向上につながります。もちろん燃料タンクを清浄に保つことにもなります。

船 種

:外航コンテナ船

使用燃料油

:C重油(主に380cSt)

タンク容積

:900m³

使用期間

:7年8ヶ月

タンク掃除

:未実施

  • アスファルテンの分散を補助することにより、アスファルテンのスラッジ化を抑制
    (燃料油全体の有効活用)
  • 燃料油の微細化による噴霧性の向上
  • 噴霧性の向上に伴う着火性改善及び後燃え時間の短縮による燃焼改善

これらの相乗効果により燃費向上・改善率は平均約3%になります。
燃料油のすべてを効率良く燃焼させて、高い燃費向上・改善効果を発揮します。
燃費節減についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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