日本油化工業

» English » サイトマップ

製品

日本油化工業 » 製品 » 燃料油添加剤 » A重油のPM削減&黒煙防止剤

燃料油添加剤

重油・軽油のPM削減&黒煙防止剤

製品名

エコノフリー A

荷姿


18L 石油缶・200Lドラム缶

用途

重油・軽油燃焼時のPM削減&黒煙防止剤
重油・A重油(硫黄分50ppm以上)の場合:標準添加率は燃料油に対し 1/1000 です。
軽油(硫黄分10ppm以下)の場合:標準添加率は燃料油に対し 1/2000 です。

効果

  • 重油・軽油の燃焼時に発生するPMを削減する。
  • 黒煙の発生を抑える。
  • 燃焼を促進する。

無添加

「エコノフリー A」添加

<ろ紙による排ガス中のダストの捕集>

 

 

エコノフリーAのエンジン試験結果
(ダスト濃度、スモーク、CO濃度、燃料消費率の改善)

この試験結果は、ディーゼルエンジンに於いてA重油にエコノフリーAを添加して運転した結果、添加濃度に応じてダスト濃度、スモーク、CO濃度、燃料消費率が改善された事を示すものです。
尚、この試験結果は「第69回(平成15年春季)マリンエンジニアリング学術講演会」にて発表したものですので、詳細はこちらをご覧ください。

 

 

エコノフリー Aの効果

1:示差熱分析例
下の図はエコノフリー Aを添加したC重油を示差熱分析に掛けたものです。示差熱分析では、燃料が置かれた雰囲気温度を上昇させて行き、その燃料がどの温度で着火するかを調べることができます。C重油の場合は、まず軽い成分が燃焼(輝炎燃焼)し、そのあとに残留する炭素分が燃焼(残炭燃焼)します。
この線図から、無添加時の残炭燃焼温度「565度」が、エコノフリーA添加により「515度」に下がったことが分かります。これは煤が燃焼し易くなったことを意味します。

2:FCA(着火燃焼性試験装置)による分析例
FCA試験により、エコノフリーAが燃料油の着火時期を早め、後燃え時間を短縮することが確認されました。 ディーゼルエンジンでの燃焼では、燃焼油の着火・燃焼タイミングが、ピストンに作用する圧力(エンジン効率)に大きく影響します。特に近年の重質燃料油は着火・燃焼性が低下する傾向にあります。 エコノフリーAを燃料油に添加すると着火・燃焼性が向上し、発煙(黒煙)の原因である未燃分の燃焼を促進し発煙を抑制します。また、最適な着火・燃焼タイミングに近づくために、エンジンの効率が改善されます。さらに、後燃え時間を短縮することにより、シリンダライナへの熱負荷を低減します。

お問い合わせはこちら