DPFを洗浄したい
ディーゼルエンジンに搭載されるDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)は、排気ガスを浄化する重要な部品です。しかし、長時間の使用により排ガス由来のスケールが付着し、目詰まりを起こすことがあります。汚れがひどい場合、排気性能が低下するため、定期的な洗浄が必要です。
DPFに蓄積する汚れ
DPFには以下のような汚れが蓄積し、性能低下やトラブルの原因となります。
- カーボン(炭化物):燃料や潤滑油の油分が燃焼することで生成されます。
- 灰分:潤滑油に含まれる添加剤成分(カルシウム、亜鉛、リンなど)が燃焼して生じます。
洗浄のメカニズム
DPFに付着したカーボンは非常に硬質で、通常の洗浄では除去が困難です。弊社の洗浄剤は次のプロセスで効果的に洗浄します。
- 油分除去:ハイカーボンDSに含まれるアルカリ成分が油分を除去し、キレート剤がカーボンに浸透しやすくします。
- カーボン除去:次にキレート剤がカーボンとDPFの触媒間に入り込み、強固に付着した炭化物を剥がれやすくします。
- 灰分除去:灰分が多く蓄積した場合は、酸性成分を含むDPFスケール洗浄剤で灰分を溶解除去します。
DPFの洗浄方法
- DPFを車両から取り外します。
- ハイカーボンDSによる強制循環洗浄またはドブ漬け+バブリング洗浄を実施します。

写真:洗浄浴槽にハイカーボンDS を入れ、DPFをドブ漬けしバブリング洗浄のイメージ
- 水で十分に洗い流し、カーボンが除去されていれば乾燥します。
- 灰分が残っている場合は、DPFスケール洗浄剤で再度洗浄します。
- 最後に水洗い後、ヒーターで完全乾燥します。乾燥不足は再装着後の不具合の原因となります。
製品の特徴
ハイカーボンDS:アルカリ系洗浄剤とキレート剤を絶妙なバランスで配合したカーボン除去剤。泡立ちが少なく、強制循環やバブリング洗浄に最適です。防食剤を配合し、アルミなどの軽金属を使用したDPFでも安心して使用できます。
DPFスケール洗浄剤:灰分除去に特化した酸系洗浄剤。腐食防止剤を配合し、酸による金属腐食を抑え、安全に作業できます。
ご使用上の注意
- 本製品は業務用の洗浄剤です。
- 使用時は必ず保護具(手袋・ゴーグル等)を着用してください。
- ハイカーボンDSとDPFスケール洗浄剤を混ぜて使用しないでください。
- 使用後の洗浄剤は産業廃棄物として適切に処理してください。
- DPF内部は複雑な構造をしており、状態によっては完全に除去できない場合があります。
- 必要以上に長時間浸漬しないようにしてください。
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